2012年11月27日火曜日

じいちゃんち。

雪ですよ雪。今日は昼頃、雪が舞ってました。積もる雪ではなく、ただただ冷える雪と風。
冬だなあ……だいぶ前から、だけれど。

私は四季全てが好きです。季節ごとの風景や空気がとてもいい。時期によって変わる庭を見てるだけでお酒が進むってもんです。
だけど冬は寒いから苦手。夏は暑いから苦手。春と秋は虫が多くて苦手。
苦手だけど好き。怖いもの見たさではないのでしょうけど、まあ私はそんな感じです。


さて。


昨日、じいちゃんの家に行ってきました。近くに用事があり、ついでにご飯を頂いて、と。

中に入るとカメラの雑誌が並んでおり、ふと気になりそちらに目を通し。
それを見たじいちゃんがカメラを出してきました。

ということで今日はじいちゃんのコレクションの一部を紹介しようかと思います。



「Zenza BRONICA」という66判カメラ(?)。


箱型です。フィルムカメラ。約1.6キロ。40年くらい前に10万円ほどで購入したそうです。
ファインダーは上から覗き込むようになっていて、普段は折りたたまれていて、ストッパーをスライドさせると飛び出してきます。

真上から撮影。
ファインダーに映る像は左右逆になる。
この画像を見てわかるように、ものすごく見やすい。ファインダー(と呼んでいいんですかね?)がこれだけ大きいとピント合わせもとてもやりやすいですね。重いですが。
ファインダーの上蓋を叩くと、中心部に併せてルーペが飛び出します。これでピントの微調整もできます。
当たり前ですがAFはありません。MFのみです。
絞り機構はレンズに、ピントリングはレンズとボディの間についているアダプターのようなものを回して操作します。回した感じは重く、これもまたピントの合わせやすさに一役買っているのでしょう。
なお、ピントリングを回すとレンズ全体が前後に動きます。レンズ内部で動くのは絞り機構のみ。シンプルですね。

このブロニカは調べたところ「BRONICA S2」という種類らしい。スタンダート2号(適当)。長い間製造されていたそうです。
シャッター速度や絞り機構の調整は使用者の勘と経験、もしくは露出計を買って計りながら設定、ですね。
他のシリーズのブロニカには露出計がついているのもあるらしいです。これにはついていませんでした。

このカメラは完全機械式だそうで、電気の使用は一切なし。フィルムさえあれば使える。このあたりは今のデジカメにはないところですが、当時のカメラでは当たり前なんですよね。
「写ルンです」も。今更ながらに思うけど、あの手軽さ、軽快さは凄い。このブロニカは重いですが。


にしても。
これもかなり昔のもので、じいちゃんもこれ持っていろいろなところに出かけたのに、未だにフィルムを入れるだけで何の問題もなく使えるというのは凄いですね。
元々が丈夫なのか、じいちゃんの手入れがいいのか。どちらもでしょうね、きっと。
すげえなあ。


その他のカメラたち。

KodakのDC240。
「デジタルカメラの走りの頃だ」と。
キャノン。
CONTAXのN1。 
RICOHの沈胴式カメラ。
蓋を閉じるとレンズも沈む。
たぶんニコン。
このレンズ、ズームは回すのではなくて前後に滑らせる感じ。
回すとピント調整になる。
PENTAX。
これもデジタルカメラ。
この他にレンズがマウント毎に何本かずつ?
ミノルタのカメラもあったはずですが、それは私に自慢しませんでした。カールツァイスのレンズもあったので間違いなく持ってると思う。
防湿庫から嬉々として見せつつ、「このカメラは〇〇で使いやすい」「△△はこうして撮ってなー」と、いろいろとカメラにまつわる話も聞かせてくれました。

「ここはもう凍らないんだよな」
よく撮影に行った思い出の場所らしい。

と、まあこんなところで。
私のカメラ好きはじいちゃんの影響かな。たぶん泊まりに行くと寝る部屋に飾ってある写真たちに影響されたんだ。きっと。
SLの写真が今も私のお気に入り。ああいう写真はいつか撮りたいなーと思う。


さて、ぼちぼち友人のアルバムも完成しそうです。ネットのフォトブックサービスはいろいろあってわからんね。入り切らない写真もあるし、まあその辺は印刷するだけしてプレゼントするかなー。

というか時間かけすぎだね? 週二日くらいしかやってないから進むはずもないんだけど。
いやいやさっさとやるか。

さて、んっではまったらいしゅうー。

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