お盆も終わり、仕事が始まったりなんだりとまた慌ただしい日常が再開したと思われる今日この頃。皆様如何がお過ごしでしょうか。
今年の長期休暇は何日から何日までだったんだろう。私はだいたい仕事だったから、そのへんよくわからないんですよねえ……。
こういうときばかりはサービス業が憎い。長期休暇欲しいなー……。
さて。
お盆ということもあって、先週は飲む機会が多かったのではないでしょうか。私も二回ほど友人に呼ばれ、楽しいお酒を飲んできました。
そしてお酒について話したり。まだ飲んだ種類も少ないのですが、友人たちの中では日本酒と焼酎に関しては詳しくあれたようです。一応仕事でも関わっていますし、ちゃんと仕事が身に付いてるな、と実感してみたり。いやあ、良かった。
で、昨日はお酒を仕入れに酒屋さんまで。配送もしてくれるようですが、自分の目で見たいのとお酒の話を聞きたい、という理由により毎月行っています。
その日その時期のお酒を見ながら、店員さんとあーでもないこーでもないと話しつつ、来月に販売する商品を購入していくというのはとても面白いものです。
いくつかの理由により店名は明かしませんが、そちらのお店は対面販売を原則とし、お客様と向き合って商品を勧める地酒専門店です。地酒だけではなく焼酎や泡盛、梅酒などの果実酒もありますけどね。メーカー品は置いていませんが、品揃えは凄まじいです。
で、頒布会というものがありまして。
月に一度の計五回、商品を購入する代わりに間違いなくその商品を販売してもらう、という会です。
小冊子付き。ここの店長が自分の足でまわり、頒布会のために仕入れたお酒などの紹介や蔵元さんとの会話、近況など。この小冊子がメインなんじゃないかと思えるくらいに読んでて楽しいです。
六月回にはフローズンのビールについて触れ、凍結酒とともに夏に期待ということ、そして今回、ちゃんと洗浄している生ビールのほうが美味しい、と。
プレミア焼酎なども置いてありますが、定価より安くも高くもなく。全て定価。
地酒の方も同様。人気の品も定価で置く、そんなお店。
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去年のもの。 この頃はまだ手に入りにくいだけだった。 |
福島のお酒に、廣木酒造さんの『飛露喜』という銘柄があります。どんどん人気が出ていて、日本酒の純米部門トップになったこともある銘酒。味は新潟に多い淡麗辛口ではなく、芳醇旨口の方ですね。濃厚な風味。毎日飲むお酒にはなりえませんが、たまに飲むのにはとてもいいお酒ですねー。
昨日確認したところいくつかプレミアついてるものが……。
頒布会の方でも触れていましたが、こちらのお店もそういったお酒を買うためだけに来店する方が増えたらしく、入荷日には人が押し寄せ流れ作業での販売になっていることに悩んでいるようです。
美味しいお酒ならそういったことも仕方ないのかなー、とも思います、が……どうなんでしょうね。
名前だけがひとり歩きということでもないのでしょうけど、『有名だから』という理由だけで買うのはどうにも。
大体は贈答用に買ってるんだろうなー、と思うと少しもやもやしますね。中身でなく外で選ぶ、ということがどうにも。これはブーメランでもあります。
『美味しいお酒にはお金を出す』というのはいいことだと思いますが、それが蔵元さんや酒屋さんに回ってるといいなー、と思う今日この頃。
さて、そんなところで。
ぼちぼち、一月頃に飲んだ大木代吉本店さんの『明日への架橋』も寝かされてより美味しくなってきたんじゃないかなー、と。
来週試しに飲んでみて、私が好きな味ならどなたかに送り付けようかと思います。
こういったことも、販売できるようになれたら楽なんだろうかねー? やるには免許ないとダメっぽい。この辺は詳しい人に聞きたいところだ……。
前回贈ったお酒の代わりにワインなどを頂きました。蔵王の葡萄100%の……地ワインっていうんですかね? 地ワインを飲むのは初でしたがとても美味でした。ご馳走様です。
普段日本酒ばかりだけど、この香りや味はワインならではだよなあ、とか。
そんなところで。
【今日のお供】
国権酒造『國権 山廃純米』
トロ系のマグロと合うそうですが、そちらは手元にない。
なので、まあいつもどおりお酒オンリーでだらだら飲むとしますかー。
ではでは。